

自然に通い合うバクティ~2/18の演奏を終えて
幸運にもここインド・バラナシで僕は声楽家であるその道の大先生:Pt.Devashisi Dey師匠から約5年ほど毎年稽古をつけて頂いています。 師の生徒は昔からインド人外国人共にたくさんいらっしゃいましたが、近年ShilpayanMusicHubとして体系化し、師の高弟6名の先生を抱え、今では約250名の生徒が通うようになりました。 こんな大先生から直々にお時間を頂くことは大変貴重で幸運だなあ。としみじみ思います。 さて、先日このShilpayanMusicHubが主催するプログラムで有難くも演奏頂く機会を頂きました。 伴奏は僕がヒヨッ子の頃から練習稽古を付き合ってくださっているSri JyanSwarup Ji. 演目はRaga:Jog in 11beats. 11拍子は初めてでしたが、Devashisi先生のオリジナルの歌ということもあって、気持ちも入り自分とJyan Ji の持つリズムや音楽的テーマをチャプター的に整理して表現しやすく、とても楽しかったです。 Devashisi先生が作り出す空間はいつも師弟愛や仲間意識の愛に満たされていて心


神聖な楽器・在り方次第
2016年2月13日は学問や芸事の神様、サラスワティ女神へのプージャの日。 この日はインド中が先生のところへ伺って礼拝し日々の感謝を捧げたり、師とともにサラスワティへ芸事とともに祈りを捧げます。 インドでは楽器は神聖なもので、先生は「楽器は神様に等しく神聖」と話して下さいます。 もし、間違って楽器をまたいでしまったり雑に扱ってしまうと、注意を受けますし、お詫びの礼拝を丁寧に行ったりします。 時に楽器に対して祈りの儀式を執り行いますし、演奏や稽古の前も簡単な礼拝を捧げてから演奏する、いや、演奏させて頂く。という感じです。 僕たち外国人には最初はこのような感覚がありません。 しかし、先生やインド人の敬虔な態度を学ぼうとすると、有難いことにそれは自分にも少しづつ入ってきます。 それはやがて、少しづつ習慣となり、そういうものになってくるもののようです。 楽器だけの話ではなく、自己を通した自分から発生する世界観を生きる僕たちは、価値観の「在らしめかた」次第でどういう世界にも生きることができると思います。 楽器を神聖なものとして日々一緒に過ごせば、当然、日々


バラナシのサンカトモーチャンテンプル(ハヌマーンテンプル)を参拝してきました。
2月1日、昨日は夕方にハヌマーンを祀っているサンカトモーチャンテンプルを参拝しました。 エントランスでは厳重に荷物検査がありカメラなどは荷物箱へ預けないといけないので、残念ながら写真はありません。 面白いのが入ると敷地内は猿園!?かと思うほど猿の群れが暮らしています。 ハヌマーンの保護のもと、ここでは特に猿に対して手あげる人がいないからでしょうか。(笑) とても大きなハヌマーンの神像を中心に大きな寺院と大きな敷地。 ここでは、多くのヒンドゥースタニの人々が熱心に礼拝しています。 また、多くの人がハヌマーンチャリサを詠唱しています。 僕もひとしきり詠唱を済ませ、心を込めて礼拝をしてきました。 どうかハヌマーン神のようにあれます様に。 ラーマーヤナ及び、ハヌマーンの物語はどこをとっても非常に感動的で学びが多いです。 これからもずっと学び続けることができますように。 最後にサンカトモーチャンテンプルについてのお話を。 以前、HeartGathering***のHPにもUPした記事です。 ********** 聖者の物語『トゥルシーダス』① 1574年~