

「最近、心から感動しない。」
こんにちわ。
久しぶりにレポートでは無い所で文章を書いています。
京都も肌寒くなり秋を感じる頃合いになってきました。
皆さま、如何お過ごしですか?
さて、Facebookやその他SNSで「○○がやばすぎる!」とか「超絶!○○演奏」みたいな感じで、1~5分程度の動画やまとめサイトがシェアされ自身のタイムラインに出てきてはつい見てしまう。ってありませんか?
僕は奏者だからやっぱり見てしまう事多いです。
むしろ、シェア頂ける事も良くあるのでとても感謝しています。
あ、可愛い猫シリーズ。これもやっぱり見ちゃいますが。(笑)
悪いことでは無いので全然いいと思います。
近年は音楽動画などはSNS上で長編は見てもらえない。という懸念から1分~数分に「食いつく所」を切り貼りし派手なところをアップする。が基本になっていると思います。
これも良いと思います。僕たちも掲載時にはやはり短編でアレンジは必ずするものです。
今日、書きたいのは、
こういった情報化社会と簡素化されている自身の情報環境が主流の中で、
「音楽


変わっていく自分が、まだ成長できる自分が楽しみですね。
千葉県の幕張本郷でDiwaliという光のお祭りをお祝いするHeart Gathering*が開催されました。 Heart*は今年で3年目。 新たな出会いやドラマは、大きな大きな流れとなっていつも僕たちに勇気と感動を与えてくれます。 大きな声で歌う人。 手の込んだ料理や演奏を捧げる人。 涙する人。 こういう仲間と触れ合う事は、きっと今の自分の成長にとって必要だから起こっているんでしょう。 まだまだしばらくは続きそうです。 Heart Gathering*は名前の通り、ハートの持ちより。 ハート。 綺麗なものばかりではないでしょう。 弱さや醜さ。 こういうものも祈りの歌と共に、仲間と共に燃やしてしまえばきっと変わりだすと思います。 変わっていく自分が、まだ成長できる自分が楽しみですね。 この日もたくさんの光を感じました。 自分の中にも。 仲間の中にも。 ご参加いただいた皆様、素晴らしいスペース提供のYonder Yogaさん、美味しい南インド料理を供養してくれたhanacoのお二人、いつも笑顔のリード奏者のMikikoちゃん、純粋な美しい音色のバーン


アウトドアヨガ祭り/インディアメーラを終えて
大阪の中之島公園で行われているアウトドアヨガ祭りでバーンスリーの演奏とキールタンを担当させて頂きました。 gumi : Bansuri/ Kirtan vocal tiko* : Swarmandar (インドハープ) 外のイベントは季節を感じられて良いですね。 涼しく、秋を感じられる気持ちいい1日でした。 バーンスリーの演奏はもちろん、キールタンですら僕は即興的に奏でるのが好きです。 その場の人達と共有し合う何かによって、自分でもまだ知らなかった表現や言葉が自然と出てくるから不思議です。 ここの代表の珠数さんは、ヨガやイベントを「こういうものだ!」と決めつけずに、受信者が感じたいままに感じられるような自由さを大切にしていらっしゃいます。 僕自身も珠数さんたちと触れ合うたびに、自分の硬い部分がほぐれていくのが分かります。 自分もインド古典音楽やキールタンを表現するときに、見習いたい所が多々あり、日々とても勉強になっています。 翌日は毎年お世話になっている神戸のインディアメーラの出演へ。 自分の生徒とステージへ上がることは、初めてでしたので自分なり


岐阜サンギートメーラ2016を終えて
サンギートメーラという15回も毎年続いているインド古典祭に有難くも出演させて頂きました。 サンギートメーラはずっと主催のジミーさんの地元の岐阜県洞戸で開催されてきましたが、この3年は東京での開催。 今年は久しぶりに岐阜での開催ということで、「らしさ」が溢れる素晴らしいイベントだったような気がします。 僕は大先輩たちに囲まれて、終始緊張していましたが、会場はジミーさんと親しいお仲間さんやお弟子さん達が笑顔でずっとイベントをサポートしていらっしゃって、僕もいつの間にか演奏も鑑賞もすっかり楽しむことができました。 まだバーンスリーを初めて間もない頃。2008年かな? 8年前のサンギートメーラに京都から電車とバスではるばる見に行ったことがありました。その時は10組ぐらいオールナイトで出演していて、それはそれはすごかった。 今年のサンギートメーラはオールナイトではなかったけれど、そのかわりメーラの後に会場を大自然の中のキャンプ場へ移して、野外パーティーって感じで、よりいっそうそこにいる人と人が仲良くなり楽しむことができました。 アフターパーティーなのにめっ


「僕たちの流派であるラクノーガラナはね...」Pt.Deepak Maharaj来日京都公演より
Pt.Deepak Maharaj(パンディット・ディーパクマハラージ)氏(北インド古典舞踊)の関西ツアーの最終日、京都公演に参加させて頂きました。 Pt.Deepak Maharaj氏といえば、Padma Vibhushan (パドマヴィブーシャン)Pt.Birju Maharaj(パンディット・ビルジュマハラージ)氏の息子にあたる御方です。 Padma Vibhushanとはインド政府が与える最高峰の栄誉ですが、まだ現役であられる父のPt.Birju Maharaj氏は1986年からこの栄誉を受けていらっしゃるということで、とんでもない御方です。 「その息子」ということで、おそらく生まれた時からずっと有名なDeepak Maharaj氏。 一度だけ、リハーサルというか、録音で伺った機会と、本番で伴奏させてもらいながら拝見させて頂きましたが、その期待値をはるかに超える超絶技巧で圧巻でした。 楽屋で僕とtiko*ちゃんにお話しいただきましたが、 「僕たちの流派であるラクノーガラナはね、とても繊細なんだ。 拍子に合わせてダイナミックに足技を繰り出す