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ピアニストの岸本良平さんがインドに来ました。

インドに戻り半月ほど経ちました。

まだ、半月なんて、、おかげさまで充実しているせいか、全然そうは感じません。

たくさんの事をくぐったような気がしますが、今回の投稿はピアニストの岸本良平さんがインドへ来てくださったことを。

去年の11月に良平さんとJust so...というCDアルバムをリリースして、幾つかのリリースパーティーやLIVEを通過し、インドなんて本当に来るかなあ?と半信半疑でインド訪問を計画していましたが、それが無事実現しました。

来ることに対して、そして来てからも、興味や期待と同じかそれ以上に不安やストレスがたくさんあったと思う。

僕やインドで再会する仲間は慣れっこで、僕たちには気付けない細かな事も含め、よくもまあ明るく笑顔でやりきってくれました。

 LIVEは合計3つ。

ここではインド人も含め、世界中から集まる人たちと交流することができ、僕たちの音について「良かったよ!」「ハートに触れたよ!」「また、戻ってきてね!」などと感想をくれ、共感してくれる事は、アーティストとして何よりも嬉しい。

毎年数か月通い続けるバラナシは、自分の様々な部分を育ててくれた大切な場所で、ここでこうやって自分の表現の一つとして作品になったものを、仲間と共に生演奏できたことは言葉にはなかなか言い表せない感動があります。

今、録音を聴きながらこれを書いているんだけど、ここではいろんなノイズや騒音があって非常に普通にうるさい。(笑)

こういう所や他の様々な日本人気質に合わない所が、インドを「とても好き」か「とても嫌い」に分けるのかな。

僕はもちろんインド好きだけど、それでもいろんな時期がありました。

嫌いな時期もあれば、人並みに悩んでいる時期もあった。

それでも、細かな事を全く気にせずもろともしないこのノープロブレムさが、何度も僕を救いここまで導いてくださったんだと思う。

良平さんは、後半には体調もくずしたし大変な思いもしたけど、それでもそれも込みで「楽しいよ!」「また来たい!」とポジティブでいらして本当に素晴らしいなと思う。

誰とでも出会いに歓喜し、会話を楽しんでいるし、僕なんかが持っている人とのコミュニケーションの明るさやポジティブさ、可能性のそれとは全然違う。

とても、勉強になったし、初心に帰ることが出来ました。

良平さんとの音楽も、タブラという打楽器を加えてみたり、新鮮な空間や人々の影響を受けて、新たな気づきや表現が生まれてとても有意義でした。

次の良平さんとの演奏は4月に決まっている台湾ツアーになりそうかな。

日本での演奏もまた早く実現したいな。と思う。

その頃には、また人生経験としていろいろくぐって、もっとハートフルなものを奏でることができたらいいなあ。

音楽は素晴らしいよ。

少しばかり表現できるようになってきた恩返しとして、これからも精一杯のものを表現し成長し続けたいと思います。

改めて、良平さん。

今回は多忙なスケジュールの中、しかも精密なキーボードや機材持参で渡印して頂いてありがとうございました。

早朝の日の出とともにガンジス河へ、沐浴の人たちと共に演奏を捧げることができたのは一生の思い出です。

「インドが呼ぶ。」

良平さんは祝福と共にインドに呼ばれたんだなあ。と心から思います。

素晴らしい演奏をありがとうございました!

また、渡印についてサポートしてくださった方、こっちでも一緒に楽しく過ごして下さった皆様、ありがとうございました。

僕のインド生活は3月末まで続きます。

日本で待ってくださっている皆様のおかげさまで、なんとか今こうしてこちらでの音楽・精神修行と活動に励むことができます。本当にありがとうございます。

次回の演奏予定は2/3、2/5あたり、2/6(Namaste Mela!)などです。

3/4あたりにはもう一度、早朝ガンジスの演奏がありそうです。

Love & Bliss to all of you.

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